HOLISTIC KANSAI

第91回 ホリスティック フォーラム大阪
関西 第11回セルフケア講座
2007年10月28日(日)

講師:愛場庸雅(大阪市立総合医療センター耳鼻咽喉科部長)
 世の中にはグルメ情報が氾濫していますが、あなたの味覚は本当に大丈夫でしょうか?「味がわからない」という味覚障害の患者は、日本で推定23万人といわれ、15年前と比べると1.6倍に増えています。また、自覚のない健康成人の味覚検査を行うと、半数以上の人の味覚機能が低下していたというデータもあります。この密かに蔓延する生活習慣病「味覚障害」の原因をさぐってゆくと、現代人のかかえる大きな問題が見えてきます。
 今回のフォーラムでは、嗅覚と味覚の障害を20年近くにわたって研究してきた当協会理事の愛場庸雅が、この問題をホリスティックな視点から解説し、「おいしく食べる」コツをお伝えいたします。
プロフィール
愛場庸雅(あいばつねまさ)

 大阪市立総合医療センター耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・小児言語科部長。昭和30年大阪府生まれ。昭和55年大阪市立大学卒業。日本耳鼻咽喉科学会評議員、同学会認定専門医、補聴器相談医。専門領域は嗅覚・味覚障害。
 著書に
「味覚障害診療の手引き」(池田稔/編 分担執筆 金原出版 2006年)など。NHKの連続テレビ小説「ほんまもん」では、料理人の味覚障害についての医事考証を行った。
日本ホリスティック医学協会理事。趣味は森のナビゲーションスポーツであるオリエンテーリングで、野外活動団体協議会認定オリエンテーリング1級ディレクタ。