第55回ホリスティックフォーラム(大阪)

平成12年1月23日

講師 : 長谷部茂人


 偏った食生活や不適切な生活習慣が生活習慣病の引き金となることは、よく知られた事実です。特に、偏った食事は悪玉の腸内細菌を増やし、毒素の排泄と酸素不足を引き起こし、また発汗不足や皮膚呼吸の低下は、体内毒素の排泄や皮膚からの酸素供給を低下させ、これらが病気の発症に大きく関わっていると言っても過言ではありません。
 今回は、これらの体内毒素を排泄する方法として、びわ温熱法、しょうが温熱法、灸温熱法などを紹介していただきながら、どのようにしたら真の健康への道を歩んでいけるかについて、長谷部式健康法の視点から探っていく予定です。
長谷部茂人(はせべ・しげと



 1962年、福岡県生まれ。7才のとき虫垂炎から腹膜炎を併発。九死に一生を得るが、それ以来、幼少期は、慢性の腰痛に悩まされる。小学4年生の時から始めた新聞配達で体が丈夫になったが、今度は母がガンにかかり、苦しみの末、41才で他界。中学1年生になったばかりのことだった。将来を危惧した父は、独学で新しい健康法の開発に取り組むようになる。平成4年からは、この健康法の生みの親である故・父・長谷部南宗に師事し健康法の実践と普及にあたる。現在、長谷部式健康会会長。近況では地域文化誌『City-1』に健康法講座を連載中。自主健康法の取り組みとして健康広場「心も体もさわやかに'98」実行委員長を務める。