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第120回 ホリスティックフォーラム 平成27年6月28日(日)

今回は従来と会場が変わっております。お気を付けください。
田村 祐樹

 日々、様々なミスコミュニケーションが生じ、お互いがストレスに陥ることが多くみられます。また、ストレス状態でのやり取りは、ミスコミュニケーションを生じます。両者は、表裏一体とも言えます。24時間の中で、様々なコミュニケーションが、家族や友人と、患者さんやご家族、そしてスタッフ間で行われています。そして、もう一つ、自分自身と。

 色々なメソッドを用いて、各場面でのミスコミュニケーションを回避し、良好なコミュニケーションを増やしていくことは大切です。自分も周囲も気分が良い時間が増え、ストレスが軽減し、お互いが持ち味を発揮しながら仕事もでき得るでしょう。日常・人生もいい感じで暮らしていけ、より良い人間関係を構築していくことが可能となります。

 今回、緩和ケアの現場や、日常の場面を参考に、表題の内容を皆さんと一緒に紐解いていきたいと思います。メソッドの一つとして、行動科学・心理学領域の「Process Communication Model(PCM)」をご紹介致します。

What is PCM ?  皆様にとってお役に立ちましたら幸いです。

 

 

講師プロフィール 田村 祐樹

 

田村祐樹

緩和ケア医、医学博士。

PCM認定トレーナー。サイモントン療法認定トレーナー。 
1988年、滋賀医科大学医学部卒業。消化器外科、総合診療、緩和ケアへと歩む。
2010年、滋賀医科大学家庭医療学講座准教授、2012年、同退職後、「一人の医師」として緩和ケアに携わっている。がん患者と家族に、治療サポート及び心のケアを提供。

医療・看護・福祉・教育の現場で「CARE for CAREGIVER」を提唱している。

 


開催日時

平成27年6月28日(日)

14:00〜16:30(講演・質疑応答)